鍼灸治療

鍼灸は鍼を用いることで筋肉の中でもより中心に近い部分（深層筋や筋実質と呼ばれる部位）にアプローチをすることができます。

ただ、人によっては中心に近い部分でなく表面部分（筋膜）に問題があったり、両方に問題があるケースもございます。

当院は様々なケースに対応できるよう、深部に効果を発揮しやすい鍼灸治療だけでなく、表層部に効果的な筋膜リリースなどの技術を組み合わせることで患者様の痛みを早期に緩和していきます。

神経調整は専用の機械を使い視床下部という脳の部分に刺激を入れることで神経の流れの滞りを調整し、人間が本来持つ自己治癒力をもとの状態へ戻す施術になります。

鍼灸施術は筋肉や神経には効果が高い施術法ではありますが身体のゆがみに対しては効果が薄いところがあります。

そこに背骨・骨盤矯正を一緒に行うことで鍼灸施術のより高い施術効果を期待することができます。

鍼治療の３大効果とは

〇 鍼による刺激で体を刺激すると、脳内で鎮痛作用を持ったホルモンが放出されます。このホルモンが痛みを脳に伝える神経回路をブロックすることで目先の痛みが緩和します。

〇 鍼を使うことで通常のマッサージや整体では解消することができない、より体の中心に近い部分の筋肉のコリを解消します。

〇　鍼で体に傷をつける事で、脳内で体の回復を促すホルモンが分泌されます。一度ホルモンが分泌されるとその後も優位に働きやすくなるので、結果として回復力の高い慢性症状に悩まされにくい状態で過ごすことができます。

鍼治療の動画

Q. 鍼って痛くないんですか？

A.

「鍼」と聞くと、注射や採血のような痛みをイメージされる方が多いかもしれません。でも、鍼灸で使う鍼はとても細く、皮膚に触れてもチクっとする程度の感覚で、ほとんど痛みを感じない方がほとんどです。

ただし、ツボをしっかり刺激するために深く刺すこ

ともあり、そのときに「ズーン」とした響くような

感覚を覚える方もいらっしゃいます。これは「効いてる感じがして心地いい」という方も多く、個人差のある体感です。

Q. 鍼って副作用はないの？

A.

鍼治療は基本的に副作用の少ない、とても安全な施術方法とされています。

ただし、まれに治療を受けたあと、数時間〜翌朝くらいまでの間に、眠気や体のだるさを感じる方がいらっしゃいます。

これは「好転反応」と呼ばれるもので、体が良い方向に変わっていく前に起こる一時的な反応です。治ろうとする力が働いている証拠なので、心配はいりません。

鍼治療によって筋肉がゆるみ、血行が良くなり、自律神経のバランスも整いやすくなります。

できれば施術後は、1〜2時間ほどゆっくり横になって体を休めていただくと、より高い効果が期待できます。

Q．施術を受けた後の注意点はありますか？

A．血流が良くなっているので、少しの運動で疲れを感じやすくなったり、お酒が普段より回りやすくなったりしますが、基本的には普段通り生活いただいて構いません。