腰椎分離症

  • 腰から太ももにかけて痛みが出る
  • 腰を反ったり捻じったりすると激痛
  • 痛みが二週間以上も続いている
  • 腰が痛くてスポーツができない

腰椎分離症って何?

子供がスポーツをしている際に急に腰痛を経験し、整形外科で「腰椎分離症」と診断されるケースは比較的頻繁に見られます。この状況について詳しく説明します。

腰椎分離症は、腰椎の後方部分にある椎弓(腰椎の骨の一部)が分離する状態を指します。通常、この症状は疲労骨折とも呼ばれ、スポーツなどの衝撃が原因で発生することが多いです。特に、ジャンプ動作が含まれるスポーツ、例えばバレーボールやバスケットボールなどでよく見られます。この症状は主に腰椎の第5腰椎で発症することが多いです。

腰椎分離症の主な症状は腰痛です。通常、この痛みはお尻から太ももにかけて広がります。さらに、この痛みが坐骨神経痛と結びつく場合、太ももからふくらはぎにかけてのしびれが生じることがあります。一般的には、静止しているときには痛みが軽減するため、症状に気付かないこともあります。

成長期にある中学生、特に男子生徒(おおよそ14歳前後)は、スポーツをする際に腰椎分離症を発症しやすい傾向があります。逆に、スポーツをしていない人々は、静止しているときに痛みを感じにくいため、数年後になって腰椎分離症に気付くこともあります。

腰椎分離症の原因と当院で行う治療

腰椎分離症の診断は通常、整形外科での単純X線撮影やCTスキャンを使用して行われます。これらの検査により、腰椎の状態や椎弓の分離の程度を詳細に評価し、正確な診断を得ることができます。

治療方法については、低周波の電気刺激だけでは症状の根本的な解決にはならないことがあります。特に腰椎分離症の場合、その症状を軽減するためには総合的なアプローチが必要です。

腰椎分離症の原因として、反り腰が指摘されています。例えば、バレーボールやバスケットボールなどのジャンプを伴うスポーツにおいて、過度の腰の反りがこの症状の原因となることが多いです。

そのため、腰椎分離症の治療においては、腰の反りを改善することが非常に重要です。特に、スポーツ時に腰の反りが過度である場合、その改善が症状の根本的な解決へと繋がります。

当院では、骨盤矯正を通じて腰の反りを正常な状態に整えるアプローチを行っています。この骨盤矯正は、一般的な「ボキボキ」といった方法ではなく、痛みの少ない安全な方法を使用しています。

さらに、インナーマッスルのトレーニングも重要視しており、特許を取得した「楽トレ」を使用して初診時に患者様のインナーマッスルの状態を評価し、適切なトレーニングプランを提供しています。

腰椎分離症にお悩みの方々にとって、早期の治療が非常に重要です。腰痛やしびれなどの症状がある場合、お気軽に当院へご相談ください。早い段階での適切な対応が、症状の改善につながるかもしれません。

執筆者:柔道整復師
めいほく接骨院総括 院長 田中雅大

私は小学校3年生の時から柔道をしていたため、ケガも多く腰椎椎間板ヘルニアを患い手術をした経験もございます。そのような経験から、辛い痛みで苦しんでいる方の力になりたいという想いから現在に至ります。
名古屋市瑞穂区の地域の方々に少しでも愛される存在になれるよう努力してまいります。

「めいほく接骨院 瑞穂区桜山院に来て良かったな!」と感じて頂けたなら、これ以上の幸せはありません。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。