手・腕の痺れ

  • 常に手に痺れがある
  • 手の感覚があまりない
  • 物を取ろうとするときに痺れで力が入りにくい
  • 腕から手にかけてピリピリした感じがある
  • 腕や首にもたまに痛みが出る

この手の痺れは何?

しびれの原因と状態について詳しく説明します。

一時的なしびれ:腕まくらを使っていたり、寝ている間に腕が圧迫されたりした結果、血液の流れが一時的に滞った場合、一時的なしびれが起こることがあります。このようなしびれは通常、短時間で自然に治まります。心配する必要はありません。

しかし、以下の状態が当てはまる場合、速やかに医療専門家に相談することが重要です。

痺れの部位・状態で考えられる疾患

手のひらの痺れについて考えてみましょう。手のひらの痺れが特定の部位に限定されている場合、その原因は神経障害や圧迫など様々な要因によるものと考えられます。以下に症状と考えられる原因を示します:

  1. 親指から薬指までの親指側半分の手のひらの痺れ:正中神経の障害が考えられます。初期段階では人差し指や中指のみに痺れが現れることもあります。この症状が見られる場合、手根管症候群が考えられます。
  2. 小指と薬指の手のひらの痺れ:尺骨神経の障害が考えられます。尺骨神経障害の一般的な原因は肘部管症候群です。
  3. 親指、人差し指、中指の手の甲に痺れ:これは骨神経麻痺の可能性があります。この症状が見られる場合、骨盤症や骨盤症椎間板ヘルニアが原因である可能性があります。
  4. 手の甲から前腕、上腕にかけての広い範囲で痺れ:このような広範囲の痺れがある場合、頸椎症や頸椎椎間板ヘルニア、胸郭出口症候群などの神経圧迫症状が関与している可能性が考えられます。
  5. 片方の手足がしびれる場合や口の周囲も痺れる場合:これは脳障害や中枢神経系の問題が関与している可能性があるため、病院での診察が必要です。

手のひらの痺れは、原因によって治療法が異なります。症状が持続する場合や他の症状が伴う場合、医療専門家の診察を受けることが重要です。適切な診断と治療が行われることで、痺れの原因を特定し、適切な対処法が見つかるでしょう。

手の痺れの原因は?

さまざまな病状に共通する原因の一つとして、姿勢の乱れが挙げられます。特に、現代社会ではスマートフォンやパソコンの長時間使用に伴う「スマホ首」や「猫背」が一般的で、これらの姿勢の乱れが頚椎や胸椎に圧迫をかけ、神経や椎間板に負担をかけることがあります。これが頚椎症や椎間板ヘルニア、胸郭出口症候群などの疾患を引き起こす可能性があります。

また、スポーツ選手にとっても、肩甲骨や肩関節の可動域は非常に重要です。可動域が制限されると、特に手首に過度の負担がかかり、手首の関節や筋肉に問題が生じる可能性があります。スポーツのパフォーマンス向上や les を防ぐためには、適切な可動域の維持と強化が不可欠です。

 

当院で行う手の痺れの治療

骨盤矯正や姿勢の改善、手や腕のしびれに対する適切な治療プランを提供することは、様々な健康問題に対処するために重要です。姿勢の乱れや骨盤の歪みが体全体のバランスに影響を与え、痛みや不調を引き起こすことがあります。そのため、骨盤矯正や猫背矯正を通じて姿勢の改善を促すことは、体の負担を軽減し、痛みを軽減または予防するのに役立ちます。特に、無理な刺激を伴わない治療法は、多くの人に受け入れられやすいです。

手や腕のしびれに対する適切な治療プランを提供することも重要です。手や腕のしびれは、神経や姿勢の問題に起因することがあります。適切な検査を通じてその原因を特定し、それに合わせた治療を行うことで、症状の改善や予防が可能です。

整骨院で提供される総合的な治療アプローチは、患者の健康と快適さを改善するための重要な手段です。手や腕のしびれや姿勢の問題に悩む方々に対して、適切なアドバイスと治療を提供することで、健康な生活を取り戻すお手伝いができます。早めの相談と治療は、症状の進行を防ぐために非常に重要です。

執筆者:柔道整復師
めいほく接骨院総括 院長 田中雅大

私は小学校3年生の時から柔道をしていたため、ケガも多く腰椎椎間板ヘルニアを患い手術をした経験もございます。そのような経験から、辛い痛みで苦しんでいる方の力になりたいという想いから現在に至ります。
名古屋市瑞穂区の地域の方々に少しでも愛される存在になれるよう努力してまいります。

「めいほく接骨院 瑞穂区桜山院に来て良かったな!」と感じて頂けたなら、これ以上の幸せはありません。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。