顎関節症

  • 口の開閉がスムーズにいかない
  • 口を開閉するときにカックンとなる
  • 口を動かすと顎が痛む
  • 食事の際に顎がしんどくなる

「口を開けるとカックンと音がする」「食事中に顎に痛みを感じる」といった症状がある場合、顎関節症の可能性が高いです。顎関節症は、顎の関節部分に問題が生じて引き起こされる疾患で、特徴的な症状には顎の動きに伴う音、口の開閉が制限された感覚、顎周りの痛みが含まれます。

この症状は、成人の約20%が経験すると言われています。ただし、顎関節症についてはまだ詳しく解明されていない部分も多く、症状や原因には個人差があります。

顎関節症の原因とは?

顎関節症に罹りやすい人には、いくつかの共通の特徴が存在します。

まず、その一つが姿勢の悪さです。特に「ストレートネック」や「スマホ首」として知られる、首の正常なカーブが失われた姿勢が影響を与えることがあります。この状態では、首や顎周りの筋肉が硬直し、噛み締めや飲み込みなどの顎の動きに支障をきたす可能性が高まります。顎関節症の症状を和らげるためには、まず姿勢の改善が必要ですが、ストレートネックが持続する限り、問題の根本的な解決は難しいことがあります。

その他の要因として、噛み合わせの不調、慢性的なストレス、歯ぎしり、仰向けでの寝姿勢なども考えられます。これらの要因が複合的に絡み合うことで、顎関節症のリスクが高まることがあります。

当院で行う顎関節症の施術

当院では、顎関節症に対する総合的な治療アプローチを用意しております。

初期の段階で強い痛みを伴い、症状が発生してから時間が経過していない患者様には、ハイボルト療法をお勧めしています。この治療法では、特殊な電気療法を駆使して痛みの緩和と除痛効果を向上させることを目指します。ハイボルト療法は即効性があり、ぎっくり腰や寝違えなどにも有効です。

次に、猫背矯正と骨盤矯正のアプローチがございます。これらの矯正治療は、不快な音や痛みを伴わず、痛みも感じません。正しい姿勢を回復させることで根本的な改善を図り、再発を予防することを目指します。

不良姿勢の原因が骨盤や巻き肩にあるかどうかは、具体的な検査を通じて確認します。患者様の個別の状態に合わせて、最適な治療法を選択し、的確なアプローチを進めます。

顎関節症は慢性的に進行する可能性があるため、早期の診断と適切な治療が非常に重要です。症状がある場合は、ぜひ当院にご相談いただき、専門的な顎関節症治療を受けてください。お手伝いできることがあります。

執筆者:柔道整復師
めいほく接骨院総括 院長 田中雅大

私は小学校3年生の時から柔道をしていたため、ケガも多く腰椎椎間板ヘルニアを患い手術をした経験もございます。そのような経験から、辛い痛みで苦しんでいる方の力になりたいという想いから現在に至ります。
名古屋市瑞穂区の地域の方々に少しでも愛される存在になれるよう努力してまいります。

「めいほく接骨院 瑞穂区桜山院に来て良かったな!」と感じて頂けたなら、これ以上の幸せはありません。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。