肩の痛み

肩の痛みの原因はさまざまですが、特に中高年になると肩に痛みを感じる方が増加しています。年齢を重ねることで、肩を構成する関節、筋肉、靭帯などの強度が低下していきます。

さらに、あまり肩を動かさない生活を続けることで、柔軟性の低下や血行不良が起こりやすくなります。その結果、ちょっとした動きで肩関節周囲に損傷が生じ、炎症が発生することがあります。これが、四十肩や五十肩と呼ばれる肩の痛みの代表的な症状です。

最近では、中高年の方でスポーツによる肩の痛みを訴えるケースも増加しています。子育てが一段落し、運動不足や体力低下を感じて運動を始める方が多く見られますが、中高年の場合、回復に時間がかかったり、症状が慢性化しやすい傾向があるため、注意が必要です。適切なケアと予防が重要になります。

ゴルフやテニスなど、肩を大きく動かすスポーツや、サッカーやバスケットボールなど打撃による衝撃が加わるスポーツでは、さまざまな肩の障害が見られることがあります。

これらの症状を放置していると、治りにくく後遺症となる可能性があり、場合によっては重大な病気の前兆であることもあります。そのため、適切な施術や予防が非常に重要です。早めにケアを行い、肩の健康を守りましょう。

肩の痛みといっても、その原因や症状はさまざまです。

ケガによる外力が加わって痛めたものや、四十肩など、特に何もしていないのに徐々に痛みが出てきたものなど、さまざまなケースがあります。

ここでは、スポーツによるケガが原因の肩の痛みについてご紹介いたします。スポーツでのケガは、大きく2種類に分けられます。

1. コンタクトスポーツでのケガ
   柔道やレスリングなど、身体が接触するスポーツで発生するケガです。これらのスポーツでは、直接的な衝撃や力が加わることで肩を痛めることがあります。
2. オーバーユース（使い過ぎ）による痛み
   野球や水泳、バスケットボールなど、繰り返し同じ動作を行うスポーツで発生する痛みです。これらのスポーツでは、肩の特定の筋肉や関節が過度に使われることで、痛みや炎症が生じることがあります。

スポーツによる肩の痛みがある場合、まずは安静を保つことが最優先です。もし肩に熱感がある場合は、アイシングをしてしっかりと冷やすことが重要です。

名古屋市瑞穂区のめいほく接骨院では、まず鎮痛効果の高い特別な電気施術を行い、痛みを和らげる治療を提供しています。

特別電気治療はこちら

四十肩・五十肩の方は、肩関節に炎症が起きているため、痛みを改善するには炎症を抑えることが必要です。

名古屋市瑞穂区のめいほく接骨院では、ハイボルトを使用して治療を行います。この電気治療器は、痛みの軽減や自己治癒力の促進、炎症を抑える効果が期待できるため、四十肩・五十肩の治療に適しています。

もし電気治療が苦手な方には、ソーマダイン施術もお勧めしています。ソーマダインも、痛みの軽減や治癒促進に効果があり、快適な治療を提供いたします。

 

プロテクノエグゼとは

一般的な電気治療機器とは異なり、神経筋刺激を利用して筋肉の再教育を行う治療機器です。

期待できる効果としては、以下のようなものがあります：

• 関節の可動域の拡大: 動きが制限された関節の可動域を広げる効果があります。
• 即効性のある鎮痛効果: 速やかに痛みを軽減する効果が期待できます。
• 筋力低下の予防: 長期的な安静や骨折によって筋力が低下するのを防ぎます。
• 神経系の再教育: 入院や骨折などで関節をしばらく動かさないと、動かし方を忘れてしまうことがありますが、この機器はその再教育を助けます。
• 深層筋のほぐし: インナーマッスルとも呼ばれる深層筋は、体の表面から触れることが難しい筋肉ですが、この機器はそれらをほぐす効果があります。

このように、さまざまな治療効果が期待できるため、症状に応じた幅広い治療が可能です。

 

ハイボルトとは？

ハイボルトとは、高電圧の刺激を筋肉や靱帯に短時間で流し、痛みを軽減したり治癒を促進する効果が期待できる電気治療機器です。

この治療法では、痛みの根本原因となっている筋肉や神経を探り当て、直接的にアプローチすることが可能です。

肩に痛みがあるからといって、その原因が必ずしも肩にあるとは限りません。痛みの原因が首などの神経の通り道にある場合もあります。

ハイボルトを使用する際には、痛みの原因を探り出し、直接アプローチします。四十肩・五十肩の治療では、肩のインナーマッスルに電気を流すことが多く、これによってビフォーアフターの効果が見られることがよくあります。

感覚的には、ハイボルトは電気で行う鍼治療のようなイメージの治療機器です。

手技療法

四十肩・五十肩は、痛みがあるからといってずっと安静にしていると逆効果になることがあります。

そのため、名古屋市瑞穂区めいほく接骨院では、四十肩・五十肩の施術として運動療法をメインに行っています。運動療法を通じて、関節や筋肉の柔軟性を保ち、回復を促進することを目指しています。

インナーマッスルや肩を動かす大きな筋肉に対して、施術者が適度な抵抗を加えながらリハビリを行います。

また、四十肩・五十肩では、痛みをかばって肩を動かそうとしたり、無理をすることで背中や首の筋肉にも悪影響が出ることがありますので、これらの筋肉も丁寧にほぐします。

肩関節の筋肉は温めることで柔軟性が増すため、四十肩・五十肩の治療ではホットパックを使用して筋肉を緩ませます。

※ただし、肩関節に熱感がある場合はホットパックで温めることは行いません。

名古屋市瑞穂区のめいほく接骨院では、手技療法も症状に合わせた方法を選び、早期に痛みを改善できるよう努めています。